中高年の腰痛は筋膜や姿勢不良以外にも理由あり!ストレスが腰痛に繋がる要因とは?
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つらい腰痛はストレスが原因かもしれません

腰痛に悩んでいる人が年々増加中!?
厚生労働省の「平成28年度国民生活基礎調査」によると病気やケガで自覚症状があるものとして男女ともに腰痛が挙げられています。 詳しい概要につきましては以下の表をご参照下さい。性別にみた有訴者率の上位5症状(複数回答)
【男性】1位 | 腰痛 |
2位 | 肩こり |
3位 | せきやたんが出る |
4位 | 鼻がつまる・鼻汁が出る |
5位 | 手足の関節が痛む |
1位 | 肩こり |
2位 | 腰痛 |
3位 | 手足の関節が痛む |
4位 | 体がだるい |
5位 | 頭痛 |
中高年の腰痛の原因とは?
国民生活基礎調査の結果からも分かるように、腰痛は実に多くの人を悩ませています。 腰痛が起こる原因としてどのようなことが考えられるのでしょうか。骨や筋肉に異常がある場合に起こる「器質的要因」
腰痛が起こる原因として、まず1つに骨や筋肉に異常がある場合など、原因がはっきりとしていてそこから腰痛が起こる「器質的要因」が挙げられます。 例を挙げますと椎間板が突き出し、神経を圧迫して起こる「椎間板ヘルニア」は原因のはっきりとしている「器質的要因」から起こる腰痛であると言えます。原因のはっきりとしないことの多い「慢性腰痛」
一方で先ほど挙げたようなはっきりとした原因が見当たらないにもかかわらず、腰痛の症状がある方もいらっしゃいます。 この原因不明の腰痛が3ヶ月以上続くことで「慢性腰痛」になってしまう方もいらっしゃいます。慢性腰痛の原因はストレスにあるかもしれません

日常的にストレスを受け続けた結果、痛みを感じやすくなります
しかし、日常的にストレスを受け続けた場合、下行性疼痛抑制系が正しく機能しなくなり、脳内物質のバランスが崩れドーパミン等の分泌が減ってしまいます。 また、神経のバランスを保つ「セロトニン」という脳内物質の分泌も低下してしまいます。 ドーパミン等の分泌が減ってしまうことで、痛みを抑えることができなくなりますので腰の痛みを強く感じやすくなります。 更にその痛みがストレスとなり、ドーパミン等の分泌が更に少なくなってしまい痛みが慢性化し、「慢性腰痛」となるのです。 また、ストレスからくる自律神経の乱れも腰痛の原因となります。 自立神経の乱れが生じることによって血流が悪くなり、腰の痛みにも繋がるのです。ストレスを緩和して腰痛を和らげるには

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カテゴリ:腰痛
タグ:ストレス,セロトニン,ドーパミン,中高年,姿勢不良,椎間板ヘルニア,筋膜,脳メカニズム,脳内物質,腰痛